こんにちは!みーです。
前回の続きで、無料弁護士に相談してからの今の現状です。
10年経って行動しようと思った理由3つ
② 子供のために行動できるのは自分しかいない
③ 令和2年度に制度が改正されたから
今まではまた実父に連絡したり、調べたりするのがめんどくさくて逃げていました。
しかし、制度が改正され自分の力だけでは難しかったことも、弁護士さんの力を借りて相手の住所や勤務先がわかるかもしれないことがわかりました。
2021年6月から始めたばかりなので、これからどういう結果になるかはわかりませんがブログに書いていきます。
公正証書を作成するまでの記事はこちらです。
無料弁護士から言われた言葉に怒り
養育費が支払われなくなり、強制執行を行いたいが何をすればいいのかわからなかったのでまずは市の無料弁護士さんに相談してみました。
無料相談は確か30分で、平日しかなく予約制でした。
この頃は携帯ショップで働いていてシフト制だったので、平日休みも取りやすかったです。
しかし、言われた言葉はとても悲しくなり、怒りもでてきました。
弁護士さんに今の状況を報告し、強制執行ができるのかを確認したら次のことを言われました。
・養育費は支払ってもらえてる方が少ない。
・養育費に頼らず、今の生活を豊かにする方法を考えてみてはいかがですか?
・まだ若いんだし、新しい相手を見つけるとか
一言感想を言わせていただきますと…
ふざけんじゃねぇよ
でした。(言葉が悪くすみません。)
強制執行するには相手の勤務先がわからないといけないのは仕方がないかもしれませんが、残りの3つは頭にきました。
・養育費は支払ってもらえてる方が少ない。
それなら何か改善策を考えてくれるのが弁護士さんなのではないか?
・養育費に頼らず、今の生活を豊かにする方法を考えてみてはいかがですか?
養育費は生活のためではなく、子供の権利だから支払ってもらいたいと思っている。
生活のためではない。
・まだ若いんだし、新しい相手を見つけるとか
相手がいるかいないかの問題ではない。
相談した弁護士さんが悪かっただけかもしれませんが、とても頭にきてしまい弁護士さんに相談するのが嫌になってしまいました。
・1時間5000円
・着手金が何十万円
・成功報酬で何%
他の方法で相談も考えましたが、お金に余裕があるわけでもないのでお金をかけてまで相談したいと思わなくなりました。
詳しく調べなかった私が悪いですが、公正証書を作成すれば強制執行ができると思っていました。
しかし実際には、そう簡単ではありませんでした。
強制執行とは
強制執行手続は,勝訴判決を得たり,相手方との間で裁判上の和解が成立したにもかかわらず,相手方がお金を支払ってくれなかったり,建物等の明渡しをしてくれなかったりする場合に,判決などの債務名義を得た人(債権者)の申立てに基づいて,相手方(債務者)に対する請求権を,裁判所が強制的に実現する手続です。
出典:裁判所
相手の勤務先がわからないとできなかったのです。
公正証書を作成するときに、相手に勤務先を聞いとけばよかったのかもしれませんが、転々と勤務先が変わる人だったので当てになりませんでした。
一度勤務先がわかって強制執行ができても、転職や銀行口座を変えられたらまた強制執行をしなければなりません。
養育費を一度諦める
実父の勤務先が特定できないので、他にどんな方法があるかを考えました。
② 探偵に頼む。
③ 友達に協力してもらう。
① 弁護士に相談する。
上記にも書きましたが、弁護士さんに相談するのはお金がかかり、嫌な思いをしたのであまりやりたくないと思った。
② 探偵に頼む。
探偵さんに頼んでもお金がかかり、もし勤務先がまた変わったら何度も同じ繰り返しになる。
③ 友達に協力してもらう。
友達に時間を取らせてしまい、関係ないのに巻き込んでしまうのは申し訳なかった。
結果、私は実父の勤め先を探すのはやめて、養育費は諦めました。
制度が改正され養育費を請求しやすくなったかも!?
2020年4月から民事執行法という法律が改正されました。
以前は、裁判所に財産開示手続を行い相手の財産や勤務先を陳述させることで強制執行ができる。
しかし、実際には相手が裁判所の呼び出しに出頭しないことが多くありました。
出頭しない場合は30万以下の過料です。
相手が養育費より30万以下の過料を支払ったほうが安いと考えたら、出頭しなかったり、嘘をついたりする可能性があります。
財産開示手続の対象は判決や調停調書等に限られていました。
改正されてからは、出頭してこなかったり、虚偽の陳述をした場合は、6か月以下の懲役または50万円以下の罰金が科されるようなりました。
過料ではなく、懲役と罰金は刑事罰です。
財産開示手続の対象は、以前の判決や調停調書に加え、仮執行の宣言を付した支払督促、仮執行の宣言を付した損害賠償命令、金銭等の支払いを目的とする内容の公正証書等も財産開示手続の対象になりました。
上記の文を簡単にまとめますと…
・財産開示手続に出頭しない場合、30万以下の過料
・財産開示手続の対象は、判決や調停調書等
・実際には出頭しない人が多い。
・財産や勤務先を嘘つく人がいた。
・財産開示手続に出頭しない、虚偽の陳述をした場合は、6か月以下の懲役または50万円以下の罰金
・財産開示手続の対象は、以前の判決や調停調書に加え、仮執行の宣言を付した支払督促、仮執行の宣言を付した損害賠償命令、金銭等の支払いを目的とする内容の公正証書等も財産開示手続の対象
・過料ではなく、刑事罰(懲役と罰金)
そして私みたいに、相手の連絡先や住所、勤務先が分からなくても弁護士会照会で探せるようになりました。
相談料、着手金0円!?
弁護士会照会で相手の勤務先などがわかるようになったのなら、弁護士さんにお願いをしなければならない。
まずは今の私の現状を考えました。
・相手の連絡先や勤務先が分からない。
・実父と繋がっている友達がいない。
・できれば実父と連絡をとりたくない。
・できるだけお金をかけたくない。
・仕事を休みたくない。
わがままですね笑
お金をかけず、何かいい方法はないか調べていくうちにある法律事務所が出てきました。
・着手金0円
・成功報酬25%+消費税
最初に出てきたときは、びっくり!
成功報酬で消費税入れて35%は高いかもしれないが、相談料、着手金が無料というのに魅力を感じました。
半信半疑でまずは連絡。
LINEでの相談でしたが、弁護士さんではなく事務員さんに相談をし、分からないことは弁護士さんに確認していただいた後にお返事をいただけました。
LINEだけでは心配だなと思い、電話も試してみていろんなところに載っている電話番号と一致するか確認。(詐欺ではないか不安で…)
・相談料0円
・着手金0円
・成功報酬25%+消費税(公正証書があるため)
※公正証書を作成するところからだと%が変わります。
・差押え(強制執行)する場合は別途かかる。
・相談料にお金がかかる。(主に30分5000円)
・着手金がかかる。(10万〜25万)
・報酬金。(20万〜30万)
・調停や訴訟は別途かかる。
他の弁護士さんも調べて、2週間ぐらい悩みました。
・成功報酬35%より、最初にお金を払うほうがトータルで安いのではないか
・実は詐欺だったらどうしよう
他の弁護士さん
・また支払ってもらえなかったら、再度着手金などを払わないといけない。
・養育費を請求できなくてもお金がかかる。
・相談して詳しく聞いてみたいが、基本的に最初の30分しか無料ではない。
結果、ある法律事務所さんに依頼することに決めました。
・相談料0円で、たくさん質問をしても丁寧に答えてくれた。
・着手金0円
・完全成功報酬のため、相手から養育費を支払ってもらえなければこちらが支払うことはない。
・差押え(強制執行)する場合は、別途55000円と実費がかかるがお願いしなければかからない。
・実父と連絡を取らなくてもいい。
・家庭裁判所に行くために仕事を休まなくてもいい。
・また未納した場合は、催促してくれる。
養育費が支払ってもらえたら成功報酬で受け取れるお金を少し減ってしまうかもしれないですが、それ以外が私にとっては魅力的だと思いました。
もう一度挑戦中
2021年6月に依頼したばかりで、まだこれから養育費を支払ってもらえるか分かりません。
挑戦をしてみます。
相手の連絡先も住所も分からないのに引き受けてくれた法律事務所さんには、本当に感謝しています。
まずは、相手に「養育費を支払ってくださいよ。」という内容証明を郵送するために住所を調べてくれます。
もしかしたら1ヶ月、2ヶ月ほどかかるかもしれません。
同じように養育費を支払ってもらえていない方に役立つように、これからの状況をブログに書きます。
Twitterもやっていますので、よかったらフォローしてください。
親バカ感丸出しですが…笑
ブログ村もフォローしてくれたら励みになるので嬉しいです。
よろしくお願いします。